ドクターズインタビュー
林田クリニックの
これまでの歩みを教えてください
林田クリニックは、祖父の代から約60年、地域医療に尽力してまいりました。
私は3代目の院長として、平成8年にクリニックをリニューアルし、現在の施設で診療を開始しました。
先代たちが築いてきた地域医療への貢献を受け継ぎ、今後も地域の皆さまに信頼されるクリニックであり続けたいと思っています。
診療科目と
力を入れている治療について
教えてください
当クリニックでは、私が担当する内科と泌尿器科、そして父が担当する皮膚科と泌尿器科の2人体制で、内科・泌尿器科・皮膚科の3つの科目に力を入れています。
内科では、特に生活習慣病の管理と、胃カメラ、エコー、X線を使った検査を行っています。
泌尿器科では、男性、女性ともに頻尿や夜間頻尿などの排尿障害が多くみられます。男性の更年期障害や性同一性障害に対する自由診療にも力を入れています。
地域の皆さまのニーズに応じて、幅広い診療ができるよう心がけています。
院長に代替わりされて変わったことは何ですか?
クリニックをリニューアルする際に、施設のバリアフリー化を進めました。
車椅子の方でもスムーズに移動できるようにし、受付から診察室、トイレまですべてバリアフリー対応としています。
どなたでも安心して来院できる、入りやすいクリニックを目指しています。
患者様から多く相談される病気や
お悩みは何ですか?
内科では、やはり生活習慣病、特に高血圧や高脂血症が多くの患者様の悩みです。
また、腹部、胸部の不調を訴える方もいらっしゃいます。また、発熱外来は1年間を通してインフルエンザや新型コロナ感染が見られるようになりました。
泌尿器科では、排尿に関する問題が男女問わず多く見られますし、最近では男性のEDや、更年期に関する相談も増えてきています。
患者様との対話を
大事にしているそうですが、
具体的には?
そうですね、私は専門用語をできるだけ使わずに、患者様にわかりやすく説明することを心がけています。
患者様一人ひとりがしっかりと理解し、納得して治療に取り組めるようにするためです。
また、できるだけ標準語で話すようにし、皆さまのお悩みをしっかりと聞き出せるよう意識しています。しかし時には筑後弁で話す事も大事だと思います。
診療において
大事にされていること、
医療理念を教えてください
一番大切にしているのは、患者様に合った治療を提供することです。
たとえば、薬の処方に関しては最近多くの新薬やジェネリック薬が出てきていますが、薬が増えすぎないように配慮しています。
薬の種類が増えると、患者様の費用負担も大きくなりますし、飲み忘れのリスクも高まりますからね。
特に高齢の患者様は、薬の飲み忘れが少なくないため、付き添いの方に余っている薬がないかなども確認しながら、適切な処方を心がけています。
常に患者様の立場に立ち、無理のない治療を提供したいと思っています。
今後受診を検討されている方への
メッセージをお願いします
当院は、3代にわたって地域の皆さんに支えられてきました。
これからも、かかりつけ医として幅広い診療を提供し、どんなお悩みにも対応できるようにしていきたいと思っています。
ただし、どうしても当院だけで対応できない病気もありますので、そうした場合は基幹病院や連携病院と連携し、適切な治療が受けられるようにサポートします。
お悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。